2010年1月8日金曜日

心地よい暮らしとは

そもそも建築(住宅)とは、壁や柱を立て更に屋根をかけて外と内を作る行為であるが、完全に外と遮断された光も風も入らないような箱には人は住めない。外と内は分けるが外に適度につながっている内(家)を人は求める。つまり、ごく当たり前のことではあるが光や風や緑などの自然と結び付いた場所が必要ということになる。さらに空間にはバランスがとても大切。天井の高さも抑えるところは低くし、重心の低いたまりのある空間を作ったうえで、視線が抜けるように吹抜けを組み合わせたりするのは非常に気持ちがよい。
 たまりがあって柔らかな光が差すような場所が心地よくあたたかな暮らしには必要ということになるのではないかと考えています。もちろんそこに家族の愛情という最大のスパイスが必要なのはいうまでもありませんが・・・。

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